断熱性について④【2026/8/1更新】 | 宇都宮の中古物件・中古住宅なら小金井不動産株式会社

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  • 断熱性について⑤

    前回に引き続き、断熱性のお話をします。

    中古住宅の断熱改修工事において、質問を受けるものとして
    【壁の断熱材は何がいいのですか?】というものがあります。

    断熱材としては、グラスウール、ロックウール、発砲ウレタン、
    セルロースファイバー、と色々ありますが、
    おすすめは何か?と言われますと、費用対効果ではグラスウール、です。

    グラスウールと聞くと、よく、リフォーム前の写真が掲載されており、
    湿気でカビが生えて真っ黒になり、壁の中で垂れ下がった
    グラスウールの写真が出てきます。

    ですが、あれがグラスウールが悪いのではなく、
    【グラスウールの施工の仕方】に問題があります。

    現在では、外壁に通気層というものがありますので、
    湿気の悪影響もとても少なくなっています。

    問題は中古住宅でも築30年を超えてくると、
    そもそも外壁の通気層がない場合があり、それだと
    グラスウールの施工にあたっては、袋入りグラスウールではなく
    裸のグラスウール+気密シートという施工がおススメです。

    また、発砲ウレタン(吹付断熱剤)は隙間なく施工できて
    とても便利なのですが、湿気を吸う、という問題は回避できません。

    ですので、外壁に通気層がない家に施工する場合には、
    やはり気密シート、もしくは、発砲ウレタンでも防湿機能がついたもの
    にするのがおすすめです。

    ただし、発砲ウレタンは固まったあとは硬くなりますので、
    地震等による断熱材のひび割れ、は防げません。

    色々と細かく書きましたが、建物構造に絡む部分もあり、
    壁、天井の断熱はそもそもの熱放出量が窓と比較して小さいので、
    そもそも断熱改修工事をしない、というのも選択の内です。


    もう一歩踏み込んだ話をすると、建物構造部分の【気流止め】を
    適切に施工せねば、どんな断熱材を使っても効果が激減します。


    壁の断熱は、断熱材の有無、種類だけの問題ではない、ということです。

    壁の断熱改修工事は、
    やるなら徹底的にやらないとあまり意味がありません。


    ページ作成日 2026-08-01

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